目次
行政処分を受けた投資顧問会社
【NEW!!2020年3月5日更新】
投資助言業者として違反行為を行ったことにより、金融庁(関東財務局)から行政処分を下された投資顧問会社についてまとめてみました。
金融庁による投資顧問への行政処分とは
投資助言業者(投資顧問会社)は金融庁による検査が義務付けられており、助言業者として金融商品取引法で定められたルールを遵守しているかの調査が行われており、その検査の際に違反行為が発覚した投資顧問会社は金融庁による行政処分対応となり、営業停止・業務停止・免許取り消しなどの処分が下されます。
金融庁に行政処分された投資顧問
改めて調べてみるとこんなに多くの投資顧問サイトが行政処分されています…!
雅投資顧問
- 行政処分勧告日:令和2年3月3日
- 処分内容:未発表
- 関東財務局長(金商)第2948号
- 株式会社MLC investment
- サイト名:雅投資顧問
雅投資顧問の行政処分
助言実績に関する虚偽の記載や事実誤認をさせる金商法違反行為が発覚し行政処分が下されました。
TMJ投資顧問
- 行政処分勧告日:令和2年3月3日
- 処分内容:未発表
- 関東財務局長(金商)第2391号
- 株式会社フラム
- サイト名:TMJ投資顧問
TMJ投資顧問の行政処分
雅投資顧問と同日に同様の内容で、助言実績に関して著しく事実に相違する表示、助言実績に関して著しく人を誤認させるような表示が金商法違反行為として行政処分が下されました。
→TMJ投資顧問の行政処分内容
ベストプランナー投資顧問
- 行政処分勧告日:令和元年9月20日
- 処分内容:免許取消
- 関東財務局長(金商)第2767号
- 株式会社スマートアセットマネジメント
- サイト名:ベストプランナー
ベストプランナーの行政処分
会員に対して助言実績について虚偽の記載を行っていたという金商法違反行為が発覚し行政処分が下され、営業停止よりも厳重な処罰として免許取消により金商免許を剥奪されています。
株マイスター SQIジャパン
- 行政処分勧告日:平成28年12月2日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第850号
- 株式会社SQIジャパン
- サイト名:株マイスター
株マイスターの行政処分
金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為が金商法違反行為となり行政処分を下されました。
TBM AMオンライン
- 行政処分勧告日:平成28年12月2日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第2599号
- 株式会社PLLUSO
- サイト名:VIP投資顧問
- 旧社名:AMオンライン
- 旧サイト名:TBM
AMオンラインの行政処分
金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為及び顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為が金商法違反となり行政処分が下されました。
→VIP投資顧問の行政処分内容
ジャパンストックトレード
- 行政処分勧告日:平成28年12月2日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第2801号
- 株式会社CELL
- サイト名:ジャパンストックトレード
- 現社名:株式会社NEO
- 現サイト名:株×株
株式会社CELLの行政処分
金融商品取引契約の締結又はその勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為及び顧客に対し、不確実な事項について断定的判断を提供し、金融商品取引契約の締結の勧誘をする行為が金商法違反行為となり行政処分が下されました。
→株式会社CELLの行政処分内容
ヘッジファンドバンキング
- 行政処分勧告日:平成30年5月30日
- 処分内容:業務停止3ヶ月
- 関東財務局長(金商)第2747号
- ヘッジファンドバンキング株式会社
- サイト名:ヘッジファンドバンキング
- 現社名:日本投資機構株式会社
- 現サイト名:キングトレード投資顧問
ヘッジファンドバンキングの行政処分
有価証券の売買について、作為的に値付けをすることとなる取引を行うことを内容とした助言をする行為が金商法違反行為となり、行政処分が下されました。
→ヘッジファンドバンキングの詳細
→ヘッジファンドバンキングの行政処分内容
トリプルエー(AAA)投資顧問
- 行政処分勧告日:平成31年3月25日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第2342号
- トリプルエー投資顧問株式会社
- サイト名:トリプルエー投資顧問
トリプルエー投資顧問の行政処分
金融商品取引契約の締結の勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為が金商法違反行為となり行政処分が下されました。
株プロフェット FIP投資顧問
- 行政処分勧告日:平成31年3月25日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第2297号
- FIP投資顧問株式会社
- サイト名:株プロフェット
- 現社名:PEGM株式会社
FIP投資顧問の行政処分
金融商品取引契約の締結の勧誘に関して、重要な事項につき誤解を生ぜしめるべき表示をする行為が金商法違反行為となり行政処分が下されました。
イーキャピタル
- 行政処分勧告日:平成18年4月7日
- 処分内容:業務停止1ヶ月
- 関東財務局長(金商)第549号
- イーキャピタル株式会社
- サイト名:イーキャピタル
- 関連会社:アレス投資顧問
イーキャピタルの行政処分
著しく事実に相違する表示等のある広告をする行為が金商法違反行為となり行政処分が下されました。
→イーキャピタルの行政処分内容
いや~、こうしてまとめてみると、ホントに数多くの投資顧問会社が金融庁による行政処分を受けているのですね!
行政処分されそうな投資顧問
上記には実際に現在までに行政処分を受けた投資顧問会社をまとめましたが、以下は管理人の個人的な推測で「将来的に行政処分を受けてしまう可能性がありそうな投資顧問会社」をまとめてみました。
口コミ投稿による評判や、ちょっと危なそうな噂など、実際の利用者から投稿されているリアルな口コミ内容も参考に考えてみました。
アレス投資顧問
アレス投資顧問も、将来的に行政処分を受ける可能性がある投資顧問会社なのかなと思うことがあります。
過去に何度も行政処分を受けている悪名高い投資顧問イーキャピタルの元社員が3人もアレス投資顧問の役員を務めているということですが・・・
決めつけるような言い方はしませんが、過去に行政処分を受けているということは、再度また違反行為を行って行政処分されてしまう可能性もあるのではないか?なんて思ったりもします。
口コミでも、ちょっと評判が悪かったり、気になる噂も多かったりしますので・・・。
どうなんでしょう。
イーキャピタル時代の行政処分に反省して現在はしっかりと更生しクリーンな運営を心がけているようなら心配はないのかもしれませんが。
キングトレード投資顧問
キングトレード投資顧問もちょっと危ない噂が多いことから将来的に行政処分を受ける可能性がありそうな投資顧問だと思います。
過去にはヘッジファンドバンキングとして行政処分を受けていましたが、社名を変更し現在はクリーンかつ健全な会社体制に更生されていればよいですが。
過去に問題を起こしているということでどうしても気になってしまいますよね。